DAブラックホールを譲り受けたときに必ずしておくこと

DAブラックホールは、一定要件を満たせば(学生ライセンス等の特殊なライセンスを除けば)、譲渡可能なライセンスなので、ネットオークションやSNS、企業間での譲受・譲渡ができる。
ソフトウェア利用許諾契約では、弊社の承諾なく譲渡はできないことになっているが、一定要件を満たしてる場合は承諾しているのでOK

それぞれの取引について、ダイアモンドアプリコットは関知しないのだけれど、詐欺まがいな取引に引っかかって気の毒なことになっている例が散見されるので、デベロッパー(メーカー)として中古の当社ソフトウェアを譲り受けるときに必ずしておくべきことを助言として述べる。

相手からライセンスカード(原本)を受け取ること

ライセンスカード

譲り受けるときは、かならず「ライセンスカード(原本)」を受け取ること。
これがなければ、そのほかの物・たとえばインストールメディア(CD)や包装パッケージ、購入時の領収証などがあったとしても、それはゴミでしかない。

プロダクトキーをプリントした紙や、ライセンスカードをコピーした紙をもらったとしても、それらは「ライセンスカードの原本の提示」によって、いともたやすく無効化させられる。

実際に、プロダクトキーだけをネットで中古で購入したものの、その売主が、原本のライセンスカードを別の人に譲渡し、その買い取り先がプロダクトキーを無効化してしまって、大量のクライアントが失効してしまったという例もある。

ライセンスを譲り受けるときは、必ず事前に「ライセンスカード(原本)」の存在と有効性を相手に確かめ、その原本を受け取るようにしてほしい。
また、そのやりとりは保存しておくことが望ましい。

ユーザー登録を変更すること

ライセンスカードを受け取ったら、そこに書かれているプロダクトキーを使って、すみやかにユーザー登録(メールアドレス)を変更すること。ネットだけでできるし、無料である。
これをしないとサポートが受けられない。
当社のユーザー登録はメールアドレスだけで、名前や住所・電話番号等は不要であるから、かならず変更の手続きを行うようにしてほしい。

ユーザー(利用者)登録変更

https://customer.nda.jp/acs_out/mailnew.php

ライセンスカードを失効させ作り直す

元の持ち主の信頼性によるし、手数料もかかるので、これは「推奨」の範囲ではあるが、以下に述べる背景があるので「ライセンスカードを失効させ」「作り直すこと」については、よく検討してほしい。

ライセンスカードの原本が手元にあったとしても、元の持ち主がコピーを持っていて、それを誤ってライセンス認証に使ってしまったとする。
すると、あなたのPCにインストールされたDAブラックホールの認証が解除されることがあるのだ。(許諾クライアント数を超えてしまう場合などで)

あるいはライセンスカードの原本の譲渡を受けたときに、元の所有者の手元にもライセンス認証済みのクライアントが残っていたとする。
元の所有者がそのことに気づかず、そのクライアントを起動したら、タイミングによってはあなたのPCにインストールされているDAブラックホールの認証が解除されてしまうことがある。

いずれもソフトウェア使用許諾上の違反ではあるのだけど、故意か過失かの判断は客観的にはつかない。そこで ライセンスカードの原本保有者から求めがあった場合にだけ、プロバイダ責任制限法の手続きに準拠して解除原因となったIPアドレスを開示することにはしている。ただ、正規の所有者にとっては、かなりめんどくさい事態になっていることには違いない。

このような事故を防ぐには、譲り受けたライセンスカードを一度失効させ、別のプロダクトキーで作り直すことが有効である。

600円~からできるので、話し合いが難しそうな(連絡の取りにくい)相手からライセンスを譲り受けた場合は、ライセンスカードの作り直しを是非かんがえてほしい。
手続きはユーザーサポートで簡単に行える。